笑顔に自信を持ち、人生を充実させるのが成人矯正

成人矯正

大人になってからでも矯正治療はできます。ご本人が自ら「歯並びを治したい」と望まれているわけですから、治療に対する理解やモチベーションも高く、治療のゴールに確実にたどり着くことがメリットです。

当院では、多忙な成人の方でも社会生活を送りながら快適に矯正治療を受け、満足できる結果を得ていただきたいと考えています。そのため、目立ちにくい矯正装置や、仕事・学校生活に支障をきたさない負担の少ない矯正方法など、さまざまな方法をご提案しています。あきらめずに、きれいな歯並びと素敵な笑顔を手に入れてください。

歯並びを整えることは、虫歯や歯周病の予防にもなります
不正咬合の場合、歯並びが悪い部分に汚れが溜まりやすく虫歯になったり、歯に無理な力がかかって歯を失う原因となったりすることがあります。また、顎関節症の原因になることもあります。矯正治療は、大切な歯を生涯にわたって守るための予防でもあるのです。

自然で美しい笑顔を目指して審美的な観点も大切にした治療

成人矯正当院の矯正治療は、単に歯並びを整えるだけでなく、お口の中のバランスをトータルに考えます。そのため、お口を開けたときや笑ったときに自然に見えるよう、歯肉(歯ぐき)のラインや歯の見え方のバランスといった審美的な観点も加えて治療を計画します。

成人矯正の場合は、マウスピース型矯正装置(インビザライン)などの目立ちにくい矯正装置や目立ちにくいブラケットの装置を使用するなど、営業職や接客業など人前で話すことの多い方にも安心して治療を受けていただけます。

<成人矯正のメリット>
・本人の治療に対する意欲と協力度が高いので円滑に治療を進められる
・小児矯正より治療期間が短い

<成人矯正のデメリット>
・歯の動きが子どもより遅いことがある
・歯を動かすために抜歯をすることもある
・治療が複雑にあることがある

気になるところだけを治す部分矯正

部分矯正1本だけ飛び出ている歯や八重歯、すき間が空いている前歯、傾いている歯をまっすぐに修正する場合などには、1本~数本に限定して矯正治療を行う部分矯正をお勧めしています。

通常の矯正は多数の歯を動かすため、治療に2~3年程度の歳月が必要ですが、部分矯正は、補綴処置を組み合わせれば半年程度で症状を改善できます。全体的に行うよりも短い期間で、かつ費用も安価で済むため、最近は手軽に治療を受けられる方が増えています。治療期間を短くしたいというケースに部分矯正で対応することもあります。
 

矯正治療を始めるタイミング【大学生】

矯正治療を始めるタイミングさまざまな人との出会いを大切に、将来の夢の実現に向かって着実に歩みを進めたい大学生時代。歯並びや歯の色など口元に悩みがあると、人前で話したり笑ったりするのがおっくうになり、消極的になりがちです。健康的な美しい口元で、あなたの魅力をいっそうアピールできるようにしていきたいものです。

国際社会を目指すなら、留学や就活の前に治療を
欧米ではきれいな歯並びは常識。欧米の影響を強く受けるアジア各国でも、歯並びに対する意識は高まってきています。留学はもちろん、グローバルな企業で活躍するために矯正治療を受ける方も増えています。

そして、何より歯並びや口元にコンプレックスがあると自信が持てず、面接や自己紹介のときにも気後れしがちです。自分の魅力や能力をしっかりアピールするためにも、口元のコンプレックスは解消しておきましょう。

大学生になったら早めに治療開始を
比較的自由な時間が多い大学生ですが、就職活動や卒業準備が始まると多忙となるので、時間の作りやすい1~2年生のうちに矯正治療を開始することをお勧めします。

また、この頃は親知らずが生えてくる時期です。当院では埋伏している親知らずを牽引する矯正治療にも対応していますので、気になることがあればご相談ください。虫歯の治療で詰めたり被せたりした歯がある場合なども、適切な処置を施した上で矯正治療を行うことができますので、ぜひご相談ください。
 

矯正治療を始めるタイミング【成人男性】

矯正治療を始めるタイミングビジネスや社会の国際化が進み、国内でも外国人とのコミュニケーションが当たり前の時代となってきました。そうした中で、きれいな歯並びや整った口元は、その人の印象の大きな決め手となってきています。

第一線で活躍するビジネスマンの間では、商談やプレゼンテーションなどに自信を持って臨むため、歯並びを整えることは常識となりつつあります。また、歯並びを整えておくとお手入れがしやすくなります。そのため特定の歯に負担がかかることもなく、虫歯や歯周病、口臭の予防ができ、将来的にインプラントや入れ歯になるリスクが低くなります。

結婚する前に矯正治療を
男性でも女性でもご家庭をもつと家計や子育てのためにご自分のことを後回しにされる方が多くなります。

しかし一般のご家庭では、お子さんの矯正治療と並行してお父さんが治療を受けられることはほとんどありません。男性の場合、家庭を持つと家計や子育てを支えるため、自分のことを後回しにされる方が多いのです。

矯正治療は見た目だけをきれいにするものではありません。不正咬合を確実に治すことによってしっかり咬めるようになり、顎関節やお口周りの筋肉の機能も高まって健康になり、口元のコンプレックスも解消されて仕事にもプライベートにも積極的になれるはずです。独身時代、時間や家計にゆとりのあるうちに矯正治療を受けることをお勧めします。
 

矯正治療を始めるタイミング【成人女性】

矯正治療を始めるタイミング恋愛、結婚、仕事、遊びなどのさまざまな場面で、笑顔や人前での話し方など、口元の美しさが注目されます。いざというときに悩んだり困ったりすることのないように、早めに矯正治療を受けて、備えておきたいものです。

成人式や結婚式など、人生における特別な日に矯正装置が見えることが気になる場合には、装置を外したり、目立ちにくい透明のマウスピースやクリアブラケットなどにすることができます。当院では、治療の途中からでも装置の変更が可能です。口元に自信を持って、人生の節目に臨んでください。

矯正は長い期間にわたる治療ですので、女性の場合、妊娠出産などの際には、ホルモンバランスの変化やライフバランスの変化によりお口の中は歯周病や虫歯になりやすくなります。妊婦さんの場合、安定期になるまではレントゲン写真を撮ることは避けますが、矯正治療そのものには問題ありませんのでご安心ください。

歯並びだけでなく、顔立ちの美しさも考えた治療を行います
美しい口元とは、歯並びがきれいなだけでなく、口元全体が上品に整っていること。欧米では、横顔の鼻、唇、あごの高さを結んだEライン(エステティックライン)に唇の高さが収まることが美人の条件とされ、矯正治療にも活用されています。

当院では、Eラインや、お口を開けたときの歯ぐきや歯の見え方にも留意し、自然な美しさに指針を置いて、バランスよく整った顔立ちを目指して治療を行います。

エイジングケアにもなる40代からの矯正治療
子どもの頃に治療を受けるチャンスがなかったりタイミングを逃したりした方が、40代以降に矯正治療を受けることが増えています。口元は最も年齢を感じさせる部位でもあるため、エイジングケアとして、子育てや介護が終わった自分へのご褒美として考える方も少なくありません。

歯や歯ぐきの状態が健康であれば、矯正治療は年齢と関係なく行うことができます。虫歯や歯周病などがある場合も治療後に矯正ができますので、一度ご相談ください。

矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について

  • 最初は矯正装置による不快感、痛み等があるものの、数日から1、2週間で慣れることが多いです。
  • 歯の動き方には個人差があるため、想定した治療期間が延長する可能性があります。
  • 装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院等、矯正治療は患者さまの努力が必要となります。それらが治療結果や治療期間に影響します。
  • 治療中は、装置が付くため歯が磨きにくくなります。虫歯や歯周病のリスクが高まるため、丁寧なブラッシングや、定期的なメンテナンスが重要になります。また、歯が動くと隠れていた虫歯が見えるようになることもあります。
  • 歯を動かすことで歯根が吸収して短くなることがあります。また、歯ぐきがやせて下がること(歯肉退縮)があります。
  • ごくまれに歯が骨と癒着し、歯が動かないことがあります。
  • ごくまれに歯を動かすことで神経が障害を受け、壊死することがあります。
  • 治療中に金属等のアレルギー症状が出ることがあります。
  • 治療中に「顎関節で音が鳴る、顎が痛い、口が開けにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。
  • 様々な問題による影響で、当初予定した治療計画を変更する可能性があります。
  • 喫煙は、歯の動きが悪くなり、治療期間が延びる可能性があります。
  • 歯の形を修正や、咬み合わせの微調整を行う可能性があります。
  • 矯正装置を誤飲する可能性があります。
  • 装置を外す際、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、被せ物(補綴物)の一部が破損する可能性があります。
  • 装置を外した後、保定装置を指示通り使用しないと、後戻りの生じる可能性が高くなります。
  • 装置が外れた後、現在の咬み合わせに合った状態の被せ物(補綴物)や虫歯の治療(修復物)などをやりなおす可能性があります。
  • 矯正治療後、ブラックトライアングル(下部鼓形空隙)が出来る可能性があります。
  • 治療後に顎の成長発育により咬み合わせや歯並びが変化する可能性があります。
  • 治療後に親知らずが生え、凸凹が生じる可能性があります。加齢や歯周病等により歯を支えている骨がやせると咬み合わせや歯並びが変化することがあります。その場合、再治療等が必要になることがあります。
  • 矯正歯科治療は、一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。

未承認医療機器の使用について

●未承認医薬品等の使用・国内の承認医薬品等の有無について
(未承認医薬品等の使用)
当院で使用していますマウスピース型カスタムメイド矯正装置(製品名:インビザライン®)は、日本国薬機法上の医療機器として認証・承認を得ていない装置であり、日本国歯科技工士法上の矯正装置にも該当しません。そのため、万が一海外カスタムメイド矯正装置使用中に違和感等ございましたら、すぐに当院までご連絡をお願いします。

装置は、日本で歯科医師・歯科技工士が製作するのではなく、海外の工場でロボットにより製作されます。カスタムメイドの矯正装置であり、既製品ではないため(市場流通性がありません)、薬機法の対象となりません。薬機法の対象外であるため、医薬品副作用被害救済制度の対象とならない場合があります。その点ご了承ください。

(国内の承認医薬品等の有無)
マウスピース型カスタムメイド矯正装置のメーカーは国内外に多数あります。インビザライン®以外に、日本国で承認を得ている矯正装置を用いた治療法が存在します。
※上記の趣旨をご承知の上、使用を希望される場合には同意書の記載が必要となります。

●入手経路について
当院が使用するマウスピース型カスタムメイド矯正装置(製品名:インビザライン®)は、米国アライン・テクノロジー社の製品です。当院はインビザライン®を用いた治療システムを、米国アライン・テクノロジー社のグループ会社である「アライン・テクノロジー・ジャパン株式会社」より入手しています。

●諸外国における安全性等の情報
インビザライン®は、1998年にFDA(米国食品医薬品局)により医療機器として認証を受けていて、これまでに治療を受けた患者さんは、世界で520万人(2018年1月時点)に上りますが、重大な副作用の報告はありません。ご不明点等ございましたら一度ご相談ください。

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