こんにちは。秋山矯正歯科のSです。
この度当医院でワイヤー矯正治療を開始することになりました。
矯正治療を考えている方や、抜歯が必要な矯正について
興味のある方に参考にしていただけたらと思います。
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【目次】
・気になっているところ
・一度矯正したのにまた矯正することになった原因
・治療方針
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まず現在の私のお口の中の写真がこちらです↓↓
■気になっているところ
私は高校生の時に矯正治療をしていたこともあり、
一見綺麗な歯並びのように見えますが
よく見ると正中(上の歯と下の歯の中心)が合っていません。
さらに右上の前歯(右上1番)が後戻りしてしまい段差があります。
また、口元が出ていて
横顔を見た時に鼻の先と下顎の先を結んだ線の外側に
口元が出てしまっています。
この鼻の先と下顎の先を結んだ線のことをEラインといい、
上唇がEラインにのり、下唇はEラインよりも2mm程度内側にある横顔が、
日本人の最も理想的な横顔であると考えられています。
どちらも学生時代はあまり気にしていなかったのですが
矯正歯科で働いていることもあり、
もう少し綺麗になるなら、と再度治療を始めることにしました。
■一度矯正したのにまた矯正することになった原因
矯正治療には動的治療と保定治療というものがあります。
動的治療は歯を動かしている期間で、
保定治療は綺麗に並んだ歯を定着させる期間のことです。
私はこの保定治療期間に使用する保定装置(リテーナー)を
途中から使わなくなってしまい、少しずつ歯がズレてしまいました。
Eラインについては高校生の頃に見てもらった先生にも
抜歯をして口元を引っ込ませることが出来るけどどうする?と
提案はされていたのですが、
その時は自分の口元がそんなに出ているなんて思っていなかったのと、
抜歯をすることにとても抵抗があり、ガタガタのみ治療しました。
■治療方針
高校生の頃はブラケット(ワイヤー矯正)で治療していたので
慣れ親しんだ装置で今回も治療することにしました。
精密検査を行い、先生と治療計画を立てて決定したのが、
・ブラケット(ワイヤー治療)(約1年間)
・便宜抜歯 上下左右4本
・Screw 4本埋入
※Screwについては今後詳しく書きたいと思います。
☆次回は実際に装置を付けていくお話をしていきます。