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2023年7月31日

奥歯(第一大臼歯)にセパレーターの装着|表側ブラケットで治療中のスタッフMのブログ

こんにちは、秋山矯正歯科のMです。

前回のブログでは私が部分矯正を始めることにした理由や現在の歯並びの状態、治療方法についてお話ししました。

【前回の治療】気になるすきっ歯(正中離開)の矯正治療がスタート

=====================

【目次】
・セパレーターとは?
・バンドとは?

=====================



・セパレーターとは?


まずはじめの治療として、上の奥から二番目の歯(第一大臼歯)にバンドというものをつけるためセパレーターを入れました。

正中離開2-1.png

こちらの青いゴムがセパレーターというもので、歯と歯の間に一つずつ入れます。

そのまま1週間程すると、歯に隙間ができるので、次に入れるバンドが入りやすくなります!

セパレーターを装着するとこのような状態になります↓
正中離開2-2.png

セパレーターを入れた直後は多少の違和感のみで痛みなどは全然なかったのですが、
1日経つころには何もしていないときでもむずむずするような歯痒さを感じ始めました。

さらに時間が経つと、噛み合わせた時に奥歯が痛い!!!

硬いものは噛むことができないほどだったので柔らかいパンなどを食べていましたがそれでも痛みがあり、食事が苦痛でした...

でも痛いということは歯が動き隙間ができているということ。
1週間経つ頃には痛みにも慣れ、普通の食事も摂れるようになりました!


そして1週間後、セパレーターを外しバンドをつけていきます。


・バンドとは?

バンドとは、主に第一大臼歯(大人の場合は第二大臼歯にもつける)金属の輪っかです。

さまざまなサイズがあるので付ける歯に試適し、ぴったりのサイズを見つけていきます。

サイズが決まったらワイヤーを通すためのチューブという金具を溶接し、接着剤で固定します。

(歯に直接チューブをつける方法もありますが、着きにくかったり矯正力がかかると外れてしまう場合があります。)


バンドを接着剤でつけるとこのような状態になります↓
正中離開2-3.png
バンドを歯に合わせる時は器具をコンコンと弾いて押し込んだり器具をぎゅっと噛んでもらったりして入れていくのですが、セパレーターによって歯と歯の間に隙間ができていたため、バンドをつける最中に痛みはほとんど感じませんでした!

スタッフ間の練習の際、セパレーターなしでバンドを入れたこともあるのですがその時はとっても痛かったです...


バンドをつけたあとも、矯正力はまだかかっていないため歯に痛みは出ません。

ただ歯肉の近くまでバンドがくるので歯肉に違和感や痛みを感じることがあったり、頬っぺた側にチューブがあるので口を動かした時などにぼこっとしたものが擦れる違和感があります。
これらは慣れてくることが多いので心配いりません!

もしこの時点で口内炎ができてしまったり痛みが強い場合は、チューブの部分にワックスを張り付けてカバーすることもできます。


また、バンドの周り・チューブの周りは汚れが溜まりやすいため、よく磨く必要があります。

当院ではタフトブラシでのブラッシングをおすすめしていますので、わたしもタフトブラシを購入しました!
正中離開2-4.png

歯磨きのアイテムが増えることで煩わしさはありますが、矯正が終わった後に虫歯ができてしまっては大変なので皆さんもしっかり磨いていきましょう。

さて次はいよいよ歯にブラケットつけて、ワイヤーを通していきます!

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2023年5月19日

気になるすきっ歯(正中離開)の矯正治療がスタート|表側ブラケットで治療中のスタッフMのブログ

こんにちは、秋山矯正歯科のMです。

この度当院にて表側ブラケットでの部分矯正治療を始めることになりました!
部分矯正に興味がある方や治療を始めようとしている方の参考になれば、とブログを書かせて頂きます。

=====================

【目次】
・気になっている所は...
・わたしが正中離開になってしまった原因は?
・治療方法

=====================

現在の歯並びがこちらです。
正中離開1-1.png



■気になっているところは...

一見歯並びは問題ないように見える感じがありますが、真ん中の写真を見ると上の前歯に隙間があり、
すきっ歯になっている状態がわかりますよね。
わたしが歯並びで気になっているところはこの隙間です。

このように上の歯と歯の間に大きな隙間があることを、正中離開といいます。


正中離開の原因はさまざまです。

例えば、上唇小帯の異常

正中離開1-2.png

このように唇と歯肉をつないでいるすじが歯の近くまで迫っていると前歯に隙間ができやすくなります。


また、過剰埋伏歯といって本来ないはずの歯が歯肉の中に存在しているもので、前歯の歯肉の中に正中埋伏歯があることで、正常な歯を左右に押し広げ正中離開になってしまうことがあります。

その他に、舌の癖唇を噛む癖があったりすると歯列不正や正中離開になることもあります。



■わたしが正中離開になってしまった原因は?

元々わたしは上の歯が出っ歯だったり歯並びがガタガタしていたのですが、小学校5年生から中学1年生まで表側ブラケットで全顎の歯列矯正を行ったので一度歯並びを綺麗にしています。

歯列を正常な状態に動かした後は、後戻りをしないようにリテーナーという保定装置を入れ2年間過ごすことが通常なのですが、当時のわたしは歯を動かす治療が終わったことに安心してしまいだんだんとリテーナーを入れる時間や日数が少なくなっていきました。

それに加え、寝ている間などの食いしばりやストレスを感じた時に唇を噛む癖もありましたので、残念ながら正中離開になってしまったのだと思います。



■治療方法


当院での部分矯正は、インビザラインもしくは表側ブラケットでの治療ができます。
わたしは以前ブラケットで治療した経験もありますので、表側ブラケットでの矯正を希望しました。

精密な検査を行い先生との相談後、
奥から2番目の歯(第一大臼歯)にバンド
前から5番目の歯(第二小臼歯)までブラケットをつけることになりました。

バンドやブラケットについては次回以降のブログでお話ししていきます!


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秋山矯正歯科
院長 秋山祐子

院長 秋山祐子

医院サイト
www.akiyama-kyouseishika.com

当院は、父が開院し、地域の皆さんに親しまれてきた矯正歯科医院です。私自身も生まれ育ったこの地で、患者さん個人の資質に基づいた根拠のある矯正治療を行いたいと考えています。

最新の研究成果や治療技術も積極的に取り入れ、患者さんに寄り添って信頼関係を育み、患者さんご自身の協力も得て、満足のいく完璧な状態で矯正治療を終えることを目指します。歯並びや口元のことでお悩みをお持ちの方が、矯正治療によって健やかで美しい笑顔となり、より素晴らしい充実した人生を手に入れられますように。心からお役に立ちたいと願っています。

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