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よくある質問

なぜ歯並び(不正咬合)が悪くなるの?

不正咬合の原因はさまざまです。遺伝だけでなく、乳歯のむし歯による早期の抜歯、永久歯の生え変わりの問題、外傷、噛む回数の減少によるあごの成長不足、舌の癖、指しゃぶり、口呼吸、鼻の疾患、唇やあごの筋肉の強さ、片側だけで噛む習慣、頬杖をつく癖などが影響します。

なぜ矯正治療が必要なの?

歯並びや咬み合わせが悪いと、食べづらさや発音のしにくさに加え、歯磨きがしづらくなり、むし歯や歯周病のリスクが高まります。また、見た目のコンプレックスにより、自信を持って笑えなくなることもあります。矯正治療は、これらの問題を解決し、心身ともに健康な毎日を送るために重要です。

歯はどうやって動くの?

矯正治療では、歯に弱い力を加えることで、歯を支える骨が少しずつ変化し、歯が動きます。力がかかる側では骨が吸収され、反対側では新しい骨が作られることで、歯は徐々に理想的な位置へと移動していきます。

むし歯や歯周病があっても矯正はできる?

可能ですが、治療の前に精密検査を行い、むし歯や歯周病がある場合は、先に治療することがあります。症状によっては矯正と並行して治療を進めることも可能です。
当院では一般歯科と連携しているため、複数の医院に通う手間を減らすことができます。

食事や歯磨きは普通と同じでいいの?

矯正装置によって多少の注意点はありますが、基本的には通常の食事が可能です。
ただし、硬いものや粘着性のある食べ物には気をつけましょう。
歯磨きは装置に合わせた方法が必要になるため、当院で適切なブラッシング指導を行います。

矯正治療を成功させるポイントは?

矯正は長期間にわたる治療です。患者さんと歯科医師が協力し、途中で諦めずに続けることが成功の鍵となります。特にお子さんの治療では、ご家族のサポートがとても重要になります。

保険適用の矯正治療と自由診療の違いは?

顎変形症など外科手術が必要な場合、保険適用の矯正治療が可能です。その場合、入院や手術を含めて 40~80万円程度 で治療できます。
一方、自由診療では 120~240万円程度かかることが一般的です。

通院頻度はどのくらい?

装置の種類によりますが、通常は 1か月に1回程度の調整が必要です。
マウスピース矯正の場合は、3か月に1回程度の通院で進められることもあります。
緊急対応が必要な場合もあるため、気になることがあればすぐにご相談ください。

矯正装置が目立たないか心配です。

矯正治療を検討する際、多くの方が気にされるのが「装置が目立つのではないか?」という点です。しかし、近年では透明で目立ちにくい矯正装置が多数開発され、周囲の視線を気にせずに治療を進めることが可能になっています。
特に「インビザライン(マウスピース矯正)」 は、透明な素材でできているため装着していてもほとんど目立たず、矯正治療中でも自然な見た目を保つことができます。また、取り外しが可能なため、食事や歯磨きも普段どおりに行えるのが大きなメリットです。
見た目を気にせず矯正治療をしたい方は、ぜひ 「インビザライン(マウスピース矯正)」をご検討ください。

矯正治療に痛みはありますか?

矯正治療による痛みは、個人差がありますが、多くの方が装置を装着した直後の2〜3日間に痛みを感じることが多いです。しかし、これは歯が動き始める過程で起こる一時的なものであり、数日経つと徐々に慣れ、食事や日常生活に支障を感じることは少なくなります。
また、矯正方法によっても痛みの度合いは異なります。
ワイヤー矯正では、歯を移動させる力が強いため、調整直後に痛みを感じることがあります。

治療に抜歯は必要ですか?

矯正治療を検討する際、「歯を抜かなければならないのでは?」と不安に思われる方も多いでしょう。基本的に、できる限り歯を残す治療を優先していますが、歯が正しく並ぶスペースが不足している場合には、抜歯が必要になることがあります。
ただし、抜歯を回避する方法として、歯間研磨(IPR:Interproximal Reduction)を行う場合もあります。これは、歯の表面をわずかに削り、矯正に必要なスペースを確保する方法です。抜歯の必要性については、口腔内の状態や顎の大きさ、歯の並びを総合的に判断し、患者様のご希望も考慮した上で適切な治療計画をご提案いたします。

マウスピース矯正と同時に、ホワイトニングもしたいです。

矯正治療をしながら歯を白くしたいと考える方にとって、マウスピース矯正とホワイトニングを同時に行うことが可能です。これは、ホワイトニング剤を塗布した専用のマウスピースを使用することで、歯の矯正とホワイトニングを並行して進められる方法です。
ただし、矯正初期では歯の移動が進行中のため、ホワイトニングの効果が均等になりにくいことがあります。そのため、ある程度歯列が整った段階、もしくは矯正治療後の保定期間にホワイトニングを行うのが一般的です。ご希望の場合は、担当医と相談し、最適なタイミングで施術を進めていくことをおすすめします。

矯正治療の費用はどのくらい?

料金は装置の種類や症状によって異なります。当院では、治療開始前に費用を明確に提示し、治療が長引いても追加料金は発生しない「最大料金制度」を採用しています。安心して治療を受けていただけます。