
歯列矯正治療は広まってきましたが、やはり「矯正の器具が目立つのは気になる」「矯正していることをあまり知られたくない」と考える方は多いようです。お子さんの場合、装置が目立っていじめられたり、仲間外れになったりすることがないかと心配される親御さんも少なくありません。
しかし「矯正は目立つ」という時代は過去のものとなりました。最近は、透明のマウスピースを使った矯正(インビザライン)、透明なブラケットや白いワイヤーで目立ちにくいものなど、さまざまな装置が開発されています。接客業など、人前に出る職業の方も矯正治療を受けられています。
当院ではインビザラインのほか、金属色を感じさせない自然な色調の矯正装置やカラフルで楽しい矯正装置を揃え、更に舌側矯正(裏側矯正)にも対応しています。「目立ちにくい矯正治療を受けたい」という患者さんのご要望にお応えして、お口の状態やライフスタイルに合った治療方法をご提案していきます。
『本当にきれいな装置で、楽しくポジティブに矯正治療をうけてほしい』という思いを込めて、ティーピー・オーソドンテックス・ジャパン(TPOJ)が開発した審美ブラケットです。
InVuの名称は、"Invisible"(見えないもの)と"View"(良い眺め)を掛け合わせた造語で、日本人の歯にマッチするブラケットの色合いは、「歯になじむ」「歯と同化する」「歯に溶けこむ」と、非常に高い支持を得ています。
実際歯につけてみると、本当に目立ちません。当院では白いワイヤーとの組み合わせで使用していますので、普通の生活の中での対人距離ではほとんど気づかれません。「歯に溶けこむ」矯正装置は口紅の発色も損なうことなく、女性の患者さんには特に喜ばれています。

※「InVu」(インビュー)は薬機法(医薬品医療機器等法)において承認されている医療機器です。
販売名「TP MXi セラミックブラケット」、一般的名称「歯列矯正用アタッチメント」、医療機器クラス分類「クラスⅡ(管理医療機器)」、医療機器認証番号「21200BZY00352000」となっています。
詳細は、製造販売業者「有限会社ティーピー・オーソドンテックス・ジャパン」のホームページをご覧ください。
マウスピース型矯正装置(インビザライン)
比較的軽度な矯正に向く、透明のマウスピース(アライナー)を使った矯正治療です。ブラケットやワイヤーを使わないため、目立ちにくいメリットがあります。食事中などは装置を取り外すことができます。
マウスピース型矯正装置(インビザライン)は、完成物薬機法対象外の歯科矯正装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる可能性があります。
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マルチブラケット装置(クリアブラケット)
透明感のある素材でできた矯正装置です。半透明なため、歯の色に調和し、装置そのものが目立ちにくいことが特徴です。
舌側矯正(裏側矯正)
矯正装置を歯の裏側に装着するため見た目が変わらず、矯正していることをほとんど気づかれない矯正治療です。ただし、表側に装置をつける場合と比べて治療期間が長くなったり、口腔内の違和感が強く、慣れるのに時間がかかったりするという面もあります。