こんにちは。秋山矯正歯科のSです。
今回は永久歯の抜歯についてと、実際に装置を付けていくお話をしたいと思います。
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【目次】
・抜歯について
・ブラケットやワイヤーの種類について
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・抜歯について
まず抜歯についてですが、通常患者様が抜歯をおこなう際は負担をかけないために2本ずつ抜きます。
ただ今回私は早く治療を進めたい、痛くても大丈夫、という意思があったので先生に無理を言って4本一気に抜歯しました。
麻酔をするので痛みはないですが、歯が左右に揺れているのがわかる、不思議な感覚でした。抜いた後も痛み等はありませんでした。
実際に装置を付けていく流れですが、
バンドセット→ブラケット装着→ワイヤーを入れて1か月ごとにきついワイヤーに変えていく。
ざっくりこんな感じです。
まずバンドと呼ばれる奥歯の第一大臼歯と第二大臼歯に輪っかのようなものをはめます。
バンドは歯と歯の間に金属が挟まるのでキツイ感覚がありました。
正直これをはめるときは痛すぎて涙がでてしまいましたが、休憩を挟みながらセットしました。
実際に患者様にセットする際はバンドを入れやすくするために、セパレーターといってあらかじめ歯と歯の間にゴムを入れ、歯間を広げておく処置をするので私のように涙が出るほど痛い事はないと思います。
↓セパレーター
バンドを入れてから1週間くらいは奥歯の方から痛みを感じ、食事は前歯で嚙み切ってそのまま飲み込むような生活をしていました( ;∀;)
パスタやうどんはあらかじめ細かく刻んで食べるようにし、ご飯の場合はおかゆにしてさらにマッシャーで軽くつぶしてから食べるようにするのがおすすめです。
1週間を過ぎるとだいぶ痛みも無くなり、なんでも食べられるようになります!
バンドを付けた生活に慣れてきたのも束の間(笑)
今度はブラケットを装着していきます。
↑ 四角い装置が一本の歯に一個ついているのがわかりますね。これがブラケットです。
ブラケットの真ん中にはワイヤーが通るようにくぼみがあります。
そこにワイヤーを通し、ワイヤーが真っすぐに戻ろうとする力で歯並びが綺麗になっていきます。
・抜歯について
当医院ではブラケットやワイヤーの色をオプションで変更することができます。
①銀色のワイヤーに、銀色のブラケットの組み合わせのもの。
②銀色のワイヤーに前歯の部分だけ透明のブラケット
③ワイヤーも白いもので一番目立たないセラミックのブラケット
私は③の白いワイヤーにセラミックのブラケットが良かったのですが、当時コロナの影響もあり海外で製造していたセラミックのブラケットが品薄状態だったため、透明のブラケットに白のワイヤーで治療することになりました。※実際にはお選びいただけない組み合わせです。
ブラケットは歯にボンドで付けていくだけなので痛み等はありません。
ブラケットがつくといよいよワイヤーを通していきます!!
ワイヤーを通すお話は次回させていただきます。